美容学校の入試方法
美容の関係の仕事に就きたかったり、美容師の免許をとって就職したいと思った時には、美容学校に入学して学ぶのが有効的な手段だと言えるでしょう。そんな美容学校は数多くあり、入学する為の入試方法は学校によって異なります。
ある有名な美容専門学校では、一般選抜の他に、受験者が学校が求める学生像と照合して合否を決めるAO選抜・専門学校側が指定した高校に推薦枠を設ける指定校推薦・意欲のある外国語の生徒を受け入れる留学生選抜など、様々な試験を設けられています。また、美容学校は将来メイクアップアーティストになりたいとか美容サロンで働きたいという思いを持っている人が集まるので、美的センスや技術力が求められることから、学力をはかるような筆記試験ではなく、意欲やセンスを知る為に面接や作文などに重きをおいた試験方法をとっている美容学校も多いと言えます。学校により入試方法は異なりますが、学力よりも、美容への関心や技術力を積極的に身に付けたいことの関心をはかるような試験が行われることも多いと言えます。
美容学校の入学金とその他に必要な費用について
ヘアメイクアーティストや美容師になるには、高校卒業後に美容学校に通う必要はあります。
全国各地に美容学校は数多くありますが、どの学校も入学時に必要な費用は入学金を含めると約230万円になります。その内訳は入学金が100万円・前期授業料が50万円、学校に対する運営寄付金が10万円・1年次で使用するテキスト代が25万円となります。さらに美容学校では実習というカリキュラムも含まれており、その時に使用するハサミやメイク道具も教材として購入しなくてはいけません。このハサミとメイク道具はプロが使用するものなので、高品質でいて販売価格も高くなるのが特徴です。ハサミは1本2万円はしますが、ご家族で美容師やヘアメイクアーティストをされている場合は、古いものを譲り受ければ幾分かは入学時に必要な費用を抑えることができます。2年制の美容学校に進学する際は、最低でも200万円の費用を必要とするのでこの金額を入学前までに貯めておきましょう。